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Veliq Table › 教科書 › 第2章

白ぶどうを飲み分ける

ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、シャルドネ。この三本柱を「酸」と「香りの方向」で並べられれば、白選びの地図は完成します。

読了4分|クイズ3問つき|更新:2026年7月12日

2.1白は「酸」を縦軸に並べる

第1章の5軸のうち、白ワインの飲み分けで最も効くのは酸と香りの方向です。タンニンはほぼ無いので、赤より軸が少なく、実は白のほうが整理は簡単です。国際三大白品種を、この2軸で並べてみます。

三大白品種の見取り図
品種酸香りの主役ひとことで
ソーヴィニヨン・ブラン高い青草・柑橘キレの白
リースリング高い花・白桃(甘辛は幅広い)香りの白
シャルドネ産地しだい造りしだい(柑橘〜バター)幅の白

2.2迷ったらこう決める

爽快に流したい日はソーヴィニヨン・ブラン。香りをゆっくり嗅ぎたい、あるいは辛い料理に合わせたい日はリースリング。料理に寄り添う万能選手が欲しい、または樽の風味を試したい日はシャルドネ。この三択だけで、白選びの9割は片づきます。

2.3シャルドネだけ「造り」を確認する

三つのうちシャルドネだけは、品種名を見ても味が確定しません。樽の有無と産地の気候で別の飲み物ほど変わるからです。ラベルや説明で「樽熟成」「シュール・リー」等の言葉を確認する癖をつけてください。逆にソーヴィニヨン・ブランとリースリングは、品種名がそのまま味の予告編になります。

編集部注:三大品種の外にも甲州(和食と好相性)、ピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールなど魅力的な白は多くあります。まず三本柱で軸を作り、そこからの「差分」で新しい品種を覚えると、記憶が構造化されます。

2.9理解度クイズ

Q1

爽快なキレを求めるなら、まずどの品種?

Q2

スパイスの効いたタイ料理に合わせやすいのは?

Q3

品種名だけでは味が確定しにくいのは?

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ACTION|今日の一歩

次に白を選ぶとき、「キレ/香り/幅」のどれが欲しい気分か先に決めてから棚の前に立ってください。品種名から選ぶのではなく、気分から品種へ逆引きする——教科書の使い方はこの一方向です。詳しい品種の顔は百科の六大品種で。

出典:一般的なワイン教育の枠組みと、当サイト百科の各品種項目に基づく編集部構成。品種特性は産地・年により幅があります。