本ページは広告(アフィリエイトプログラム)を利用する予定です。広告掲載箇所には個別にPR表記を行います。
Veliq Table

Veliq Table › 百科 › 食と酒の用語集

百科|用語集

食と酒の用語集

56語|更新:2026年11月3日

Veliq Table の記事に出てくる用語を、飲みものごとに短く定義しました。記事本文で初めて出てくる用語には、この用語集か、詳しく説明している記事の節へのリンクを付けています。

要点

1ワイン

タンニンtannin

赤ワインの渋みと収れん感のもとになるポリフェノール。主に果皮・種・オーク樽から出る。白ワインにはほとんどない。

詳しく読む →

残糖ざんとう

発酵で酵母が使い切らずに残った糖。量が多いほど甘口になる。EUの表示規則では1リットルあたり4g以下(条件により9g以下)が辛口。

詳しく読む →

ボディbody

酸・タンニン・甘味・アルコールが合わさった口の中の重さ。軽い順にライト、ミディアム、フル。

詳しく読む →

テロワールterroir

ぶどうが育つ土地の気候・土壌・地形・日当たりなど、生育環境の総体を指すフランス語。同じ品種でも畑ごとに味が違う理由として使われる。

マロラクティック発酵malolactic fermentation

アルコール発酵のあと、乳酸菌がりんご酸を穏やかな乳酸に変える工程。酸がまろやかになり、途中でできるジアセチルがバターのような香りを生む。

詳しく読む →

貴腐きふ

貴腐菌(ボトリティス・シネレア)がぶどうの果皮について水分が抜け、糖が凝縮した状態。この粒から極甘口の貴腐ワインを造る。

詳しく読む →

シュール・リーsur lie

「澱の上」の意味。発酵後の酵母の澱を引き抜かずにワインと接したまま寝かせる造り。うま味と厚みが増す。ミュスカデや甲州で使われる。

詳しく読む →

ピラジンpyrazine

メトキシピラジン類。カベルネ・ソーヴィニヨンやソーヴィニヨン・ブランの青ピーマン・青草の香りのもと。未熟なぶどうに多く、熟すと減る。

詳しく読む →

AOCアペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ

フランスの原産地呼称統制。産地名を名乗るための品種・栽培・醸造の条件を産地ごとに定める制度。シャブリAOCはシャルドネだけで造る、など。

ヴィンテージvintage

ぶどうの収穫年。その年の天候で酸やアルコールの釣り合いが変わるため、同じ銘柄でも年ごとに味が違う。

詳しく読む →

トロッケンtrocken

ドイツ語で「乾いた」。ドイツワインのラベルで辛口を表す。

詳しく読む →

プレディカートPrädikat

ドイツの上級ワインを収穫時のぶどうの糖度で分ける6つの等級。カビネットからトロッケンベーレンアウスレーゼまで。甘さの表示ではない。

詳しく読む →

ブラン・ド・ブランblanc de blancs

「白から造る白」。白ぶどうだけで造るシャンパーニュで、多くはシャルドネ100%。黒ぶどうだけのものはブラン・ド・ノワール。

詳しく読む →

2日本酒

精米歩合せいまいぶあい

玄米に対して残った白米の重量の割合。60%なら外側の約40%を削った米。特定名称の清酒では表示が義務。

詳しく読む →

特定名称とくていめいしょう

原料・精米歩合などの要件を満たした清酒だけが名乗れる8つの名称(吟醸・大吟醸・純米・純米吟醸・純米大吟醸・特別純米・本醸造・特別本醸造)。

詳しく読む →

醸造アルコールじょうぞうアルコール

サトウキビの糖蜜などから造る純度の高いアルコール。特定名称の清酒では白米重量の10%以下まで。香りを引き立て後味を整える目的で加える。

詳しく読む →

吟醸造りぎんじょうづくり

よく磨いた米を低温でゆっくり発酵させ、吟醸香を持たせる造り方。

詳しく読む →

吟醸香ぎんじょうか

吟醸造りで酵母がつくる果実のような香り。リンゴの香りはカプロン酸エチル、バナナの香りは酢酸イソアミル。

詳しく読む →

心白しんぱく

酒造好適米の粒の中心にある白く不透明な部分。デンプンが粗く詰まり、こうじ菌の菌糸が入り込みやすい。

詳しく読む →

米こうじこめこうじ

蒸した米にこうじ菌を繁殖させたもの。米のデンプンを糖に変える酵素を持つ。特定名称の清酒では白米重量の15%以上使う。

詳しく読む →

酒母しゅぼ

清酒の発酵に使う酵母を大量に育てたもの。「酛(もと)」とも呼ぶ。造り方によって生酛・山廃・速醸に分かれる。

生酛きもと

空気中や蔵にすむ乳酸菌を取り込み、自然にできた乳酸で雑菌を抑えながら酒母を育てる伝統的な方法。米をすりつぶす「山卸し」という作業を伴う。

山廃やまはい

「山卸し廃止酛」の略。生酛から山卸しの作業を省いた酒母の造り方で、1909年に国の醸造試験所で開発された。

速醸そくじょう

醸造用の乳酸を最初から加えて酒母を造る方法。明治末に開発され、現在の主流。生酛・山廃より短い期間で酒母ができる。

並行複発酵へいこうふくはっこう

もろみの中で、こうじによる糖化(デンプン→糖)と酵母による発酵(糖→アルコール)が同時に進む清酒特有の発酵。

火入れひいれ

清酒を60〜65℃ほどに加熱して、酵素の働きを止め雑菌を殺す工程。通常は貯蔵前と瓶詰め前の2回行う。

生酒なまざけ

一度も火入れをしない清酒。

ひやおろしひやおろし

冬に造った酒を春に一度だけ火入れして貯蔵し、秋に2回目の火入れをせずに出荷する酒。「冷や(常温)のまま卸す」が名の由来。

燗かん

清酒を温めること。ぬる燗(40℃前後)、熱燗(50℃前後)など温度で呼び名が変わる。

詳しく読む →

3ウイスキー

ピートpeat

泥炭。植物が長い年月をかけて炭化しかけたもの。麦芽を乾かすときに焚くと、煙のフェノール類が麦芽に移り、スモーキーな香りになる。アイラ島のウイスキーで知られる。

詳しく読む →

モルトmalt

麦芽。大麦を発芽させて乾かしたもの。ウイスキーでは大麦麦芽だけで造った原酒(モルトウイスキー)も指す。

詳しく読む →

グレーンgrain

トウモロコシや小麦などの穀物。ウイスキーでは、これを使って主に連続式蒸留機で造る軽い原酒(グレーンウイスキー)を指す。

詳しく読む →

ポットスチルpot still

単式蒸留器。1回ずつ仕込んで蒸留する銅製の釜。モルトウイスキーの蒸留に使い、香りの成分が多く残る。

詳しく読む →

連続式蒸留機column still

もろみを連続して流し込み蒸留する装置。1830年にイーニアス・コフィーが特許を取った。グレーンウイスキーに使う。

詳しく読む →

カスクcask

ウイスキーを熟成させる木の樽。バーボンバレル(約200L)、ホグスヘッド(約250L)、シェリーバット(約500L)など。

詳しく読む →

シングルカスクsingle cask

ひとつの樽の原酒だけを瓶詰めしたウイスキー。

詳しく読む →

カスクストレングスcask strength

樽から出したままの度数で、水で薄めずに瓶詰めしたウイスキー。

詳しく読む →

天使の分け前angel's share

熟成中に樽から蒸発して失われる分。スコットランドでは年に約2%とされる。

詳しく読む →

NASNo Age Statement

熟成年数を表記しないウイスキー。

詳しく読む →

バーボンbourbon

トウモロコシ51%以上を原料に、内側を焦がした新品のオーク容器で熟成させる米国のウイスキー。

詳しく読む →

ブレンデッドblended

モルト原酒とグレーン原酒を混ぜたウイスキー。世界で最も売れているウイスキーの多くがこの区分。

詳しく読む →

4ビール

下面発酵かめんはっこう

低い温度で発酵し、酵母が発酵槽の下に沈む発酵。ラガーの発酵。

詳しく読む →

上面発酵じょうめんはっこう

比較的高い温度で発酵し、酵母が液面に浮く発酵。エールの発酵。

詳しく読む →

ホップhop

アサ科のつる植物の毬花。ビールに苦味と香りを与え、雑菌の繁殖を抑える。IPAはこれを強く効かせる。

詳しく読む →

ピルスナーpilsner

1842年にボヘミアのプルゼニで生まれた、淡い黄金色のラガー。日本の定番ビールの多くがこのスタイル。

詳しく読む →

IPAインディア・ペールエール

ホップを強く効かせたペールエール。柑橘や松の香りと明確な苦味。

詳しく読む →

スタウトstout

深く焙煎した麦芽や大麦を使う黒いエール。コーヒーやチョコレートの風味。

詳しく読む →

ヴァイツェンWeizen

小麦麦芽を多く使うドイツの白ビール。酵母によるバナナとクローブの香り。

詳しく読む →

ペールエールpale ale

淡い色の麦芽を使う英国生まれのエール。ホップと麦芽の甘みの釣り合いが取れた琥珀色。

詳しく読む →

5コーヒー

焙煎度ばいせんど

生豆をどこまで煎ったかの段階。日本ではライトからイタリアンまで8段階で呼ぶ。浅いほど酸味、深いほど苦味とコク。

詳しく読む →

ハゼcrack

焙煎中に豆がはじけて鳴る音。1ハゼは約196℃、2ハゼは約224℃とされる。

詳しく読む →

メイラード反応Maillard reaction

糖とアミノ酸が熱で反応して褐色の物質と香りの成分をつくる反応。焙煎香やパンの焼き色のもと。

詳しく読む →

カラメル化caramelization

糖そのものが熱で分解して褐色になり、甘く香ばしい香りを生む反応。

詳しく読む →

クロロゲン酸chlorogenic acid

生豆に多く含まれる酸。焙煎が深くなるほど分解が進み、酸味は弱まる。

詳しく読む →

生豆なままめ

焙煎する前のコーヒー豆。緑がかった色で、水分を10%前後含む。

詳しく読む →

シティローストcity roast

中深煎り。酸と苦味の釣り合いの取れた、日本の喫茶店の標準的な焙煎度。

詳しく読む →

6よくある質問

生酛と山廃の違いは?
どちらも自然の乳酸菌を取り込んで酒母を育てる方法です。生酛は米をすりつぶす山卸しを行い、山廃はその作業を省きます。
ひやおろしとは?
冬に造った酒を春に一度だけ火入れして貯蔵し、秋に2回目の火入れをせずに出荷する酒です。
テロワールとは?
ぶどうが育つ土地の気候・土壌・地形などの生育環境の総体です。
カスクとは?
ウイスキーを熟成させる木の樽です。

7参考文献

  1. 国税庁「清酒の製法品質表示基準」の概要
  2. 日本酒(Wikipedia 日本語版)
  3. Glossary of wine terms(Wikipedia 英語版)
  4. Glossary of winemaking terms(Wikipedia 英語版)
  5. Whisky(Wikipedia 英語版)
  6. Coffee roasting(Wikipedia 英語版)

次に読む

記載の数値・基準は参考文献の公表内容に基づきます。制度は改正されることがあるため、最新の内容は各機関の公表資料で確認してください。